Fujitsu TX1330 にSSDをインストール
Ubuntu server 22.04 をSSDに変更してみました。
SSD は SUNEAST 1TB SATA接続を2枚用意して、RAID1 ミラーリングする予定。
3.5インチベイに2.5インチのSSD を入れるので、変換マウントを準備する。
TX1330はサーバーなので、ハードディスクの交換は、ネジなしでできるようになっているので、3.5 2.5インチ変換マウントは必須になります。
記憶容量は少し少なくなりますが、消費電力、スピード、耐久性等の向上が期待されます。
サーバーOS をUbuntu 22.04 server を選択
SSD 2枚を使って、フォーマットを ext4 RAID1 ミラーリングしてデーターの損失を防ぎます。
SSD の確認作業
SSD の接続先を確認すると、
/dev/sda1 /dev/sda2 になりました。
$ sudo fdisk -l
Device Start End Sectors Size Type
/dev/sda1 2048 2203647 2201600 1G EFI System
/dev/sda2 2203648 2000406527 1998202880 952.8G Linux filesystem
hdparm というコマンドで転送速度を測定してみました。
$ sudo hdparm -tT /dev/sdb
/dev/sdb:
Timing cached reads: 34338 MB in 1.98 seconds = 17340.37 MB/sec
Timing buffered disk reads: 1506 MB in 3.00 seconds = 501.43 MB/sec
やはりハードディスクとは別次元の転送スピードですね。
これまで使用してきたハードディスクは、データーの安全性を考えて、低回転のモデルを選択してきたので、転送速度は、だいたい、50 – 80 MB /sec だったと記憶していましたが、
SATA接続でも、500MB/sec 以上なのですね。
キャッシュがあるので、約30倍ということか。
KDiskMarkで計測すると、SATA接続のSSDでは、500MB/s が精一杯なのかもしれません。
ファイルシステムを ZFS にしたから遅いのかもしれません。
KDiskMark install
Ubuntu 22.04 にKDiskMarkの方法
ソフト起動時にエラーが発生するが、ルートのパスワードを入れると測定できました。
sudo add-apt-repository ppa:jonmagon/kdiskmark
sudo apt update
sudo apt install kdiskmark
AMD Ryzen7 3750H mini PC
ちなみに、違うPCで M.2 接続した SSD の結果は下に表示したように、
$ sudo hdparm -tT /dev/nvme0n1
/dev/nvme0n1:
Timing cached reads: 23760 MB in 1.98 seconds = 11981.71 MB/sec
Timing buffered disk reads: 4620 MB in 3.00 seconds = 1539.96 MB/sec
速いけれど、値が逆転しているのか気になる。
M.2 接続のmini PC で計測してみると、結構な違いがあるのですね。
ノートPC のパーツを使ったmini PC ですが、今使っているサーバーよりも随分と進化したのですね。
サーバーのチューニングをあれこれするよりも、高性能なサーバーに変更する方が早いですね。
SUNEAST の SATA SSDは、安くて、3年保証が付いていました。
日本製と書かれていました。